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独立した中小企業診断士の年収:2009年2月25日

 最近、30代の独立中小企業診断士同士で年収について話をする機会がありましたが、私の周りは皆稼いでいます。自分よりも後に独立したにも拘わらず、私をしのぐ年収を誇る人もいて、驚かされることもあります。

 ここからはあくまで私見です。中小企業診断士の世間の認知は大きく2つあるように感じています。一つはもちろん中小企業経営の支援者、コンサルタント。もう一つは、社会的常識を持っていて、かつ経営理論に関する知識を一通り広く知っている人。後者の認知を得ていることによって、大手企業を顧客とする研修会社から研修講師として依頼があったり、昇進試験の問題作成の依頼があったり、人事評価のアセッサーとしての依頼があったりします。これらの依頼のフィーの相場は私が知っている限りでは1日5万から8万円というところでしょうか。

 大手の研修会社が東京に集まっていますので、これらの仕事を得るにはやはり首都圏を活動拠点にしていることが前提条件になるのですが、首都圏にいれば同時にいくつかの研修会社に登録することも可能です。誰でも登録出来るというわけではないですよ。誰かの紹介があり、かつ研修会社が用意する模擬講義やペーパーテストに合格しなければなりません。そうすると、3日に1日は企業に出向いての仕事が入るようになります。もちろん他の日はそのための準備にあてる必要はありますが。すると、実働120日×5万~8万+αという計算で、最低限の年収は計算できるようになります。

 中小企業診断士として独立するには3年は食えないことを覚悟しろと、未だに言っている研究会があるようですが、私の周りに3年苦労している方はいません。まあ、大半の方は最初の年は苦労されているようですけど、2年目には仕事を選ばなければ、なんとかやれるようになっています。ただし、ここ数年の景気の恩恵は無視できませんが。

 中小企業診断士といっても、中小企業を標的顧客としていない中小企業診断士はたくさんいるのです。そして、特殊な知識やノウハウを持たない普通の独立中小企業診断士にとっては、そのようなドメインの方が立ち上がりは早いのが事実です。

 生活が安定し、その後中小企業をダイレクトの標的顧客としない中小企業診断士として生きるのか、中小企業をダイレクトの標的顧客として生きるのか、両者を同時に追う診断士となるのかを選択していくようになるのです。

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