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元気を与える:2008年2月14日

 世間一般的にイメージされている中小企業を対象としたコンサルタント像とはどんなものでしょう。恐らく、パワーに満ちあふれた熱い人を想像されるのではないでしょうか。迷っている経営者の背中を押す、落ち込んでいる経営者を励ます、そのためにはコンサルタントはパワーを与えるような人でなければならない。そんなイメージが一般的ではないでしょうか。実際私も「この人熱いな~」と思うパワフルなコンサルタントにお会いすることがよくあります。

 その点、私はどうか。私と話していて私からパワーが満ちあふれていると感じる方は少ないでしょうね。どちらかというと冷静。がんがんと熱く語るタイプではないと思います。

 そんな私が珍しく今日、支援先の社長から「大石さんと話して、元気もらえたよ。」と言っていただきました。社長に今後この会社はこうあるべきだ、このように社長にも考えていただきたい、という持論を語った後でした。もう1年以上支援している会社ですし今後も共に成長していきたい会社です。その場限りのいい加減なことは言えません。語った内容が間違っても会社に不利益を与えるものであってはなりません。

 尊敬するコンサルタント森井義之先生から強く言われていることは、コンサルタントは根拠の無い発言はしてはいけないということです。根拠もなく、「そんな気がします。そう思います。」という発言はコンサルタントがすべき発言ではありません。発言の後に「なぜならば~」と続けることができなければならないのです。その根拠には、他社の成功事例、普遍的な経営理論、そして自分の経験のどれかがくると考えています。

 今日の持論は、自分としては根拠があるものでした。自分としては自信を持ってその持論を展開し、社長に納得していただきたいとの一心で語ったことが、きっと発言に熱を与えたのだと思います。

 サラリーマン時代の自分は、誰から元気をもらったなんて言ってもらうことはありませんでした。こんな自分でも、そう言ってくれるひとが今はいる、これは中小企業診断士というコンサルタントになったからに他なりません。

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