ホーム > ブログアーカイブ > 誰か教えてください?中小企業の長期借入金と短期借入金の区分 :2007年9月22日
中小企業診断士という仕事柄、中小企業の財務諸表を見る機会が多いのですが、かねがね疑問を持っていことがあります。それは、借入金の短期借入金と長期借入金の区分についてです。
中小企業の場合、役員からの借入金があることが多いのですが、業績の悪い企業は、たいていその借入金は返されることはなく、何年も計上され続けることが多いです。つまり、借入金といっても実際は資本金的性質を持っていると言えます。
ところが、多くの貸借対照表では、この役員借入金は「短期借入金」に計上されているのです。そして、金融機関からの借入金は、返済期日が1年以内であってもなくても、長期借入金に計上されていることが多いのです。
つまり、私の目には
役員借入金 =短期借入金
金融機関借入金=長期借入金
という基準が、一部の税理士さんにあるように思えるのですが、どうなんでしょうか。たまたま、私が接した貸借対照表を作られた税理士さんだけなのでしょうか。
金曜日は、産業廃棄物取り扱いに関する許認可のために、ある企業の財務分析を実施したのですが、このままの財務諸表で財務分析をすると、流動比率50%、固定長期適合率200%なんて数字になってしまいます。経営者にお話しした上で、貸借対照表を作り直した上で、診断報告書を作成しました。
貸借対照表を作るときは、ワンイヤールールか正常営業循環基準で、と習ったはずですが、税理士さんの実務には別の基準が存在するのでしょうか。どなたかご存じでしたら、ご教授いただければ幸いです。
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ごぶさたしています。
今、茅ヶ崎から帰ったところです。
システムから「コメントが長すぎる」と言われたので、別途メールします。
投稿者 いのうえ : 2007年09月23日 19:01
時間がないので結論だけ。
その税理士さんが無頓着なだけです。税理士さんの多くは科目処理重視で対税務調査に神経が行っていると思ったほうがいいでしょう。
ワンイヤルールが原則です。
役員借入金は長期借入金です(ワンイヤルールに該当しないものは)。通常は毎月いくらずつとか返済しないので。
投稿者 チースケ : 2007年09月24日 12:41
チースケさん
お忙しい中、教えていただき有難うございます。とても嬉しいです。
財務諸表は、納税のためだけの道具ではないはずなのに・・・ですね。
また、教えてください。ありがとうございました。
投稿者 だいこう : 2007年09月26日 01:30