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経営機能全般の品質を高めることを基本とする

 年が明けて、さっそく2件のコンサル案件が飛び込んできました。2件ともスポット的なものですので、お引き受けすることにしました。これで、1月、2月の新規案件は打ち止めです。

 さて、今日は専門コンサルタントを目指すか、ゼネラリストコンサルタントを目指すかという話をしたいと思います。

 中小企業診断士やコンサルタントの中には、給与制度だけ、税務だけ、マーケティングだけと経営の機能の一部分に焦点を絞って支援をされている方が多くいらっしゃいます。非常に素晴らしい成果を上げている方も知っています。また、人を使って急激に業務を拡大されている中小企業診断士の方も知っています。恐らく、事業を効率よく大きくしていくには、専門コンサルタントの方が有効かも知れません。

 自分は、森井義之先生のPBM経営理論を学ばせていただいています。将来的にはPBM経営理論に基づく経営支援家になりたいと思っています。
 PBM経営を主催している中小企業の創業・再生支援グループのホームページで、森井先生が連来されている、再生の芽は現在、PBM経営の7つの狙いを一つづつ解説しています。

PBM経営の7つの狙い

(1)経営機能全般の品質を高めることを基本とする。
(2)事業過程の過程管理(プロセス・マネジメント)体制を構築する。
(3)経営資源の六大要素の配分にバランスがとれていること。六大要素のうち「人」が主体。
(4)社員教育を習慣化する。
(5)企業の変革は経営者の変身度に比例する。
(6)良い社風を作る。「良い社風」には「良い経営資源」が集まる。
(7)「経営者」と「経営する人」とは違う。

 この7つの狙いの他にPBM経営理論には「6つの波及効果」というものがあるのですが、森井先生が実施される再生支援策は、全ての7つの狙いと6つの波及効果を組み合わせたものだということです。PBM経営理論の中にある支援策はどの組み合わせに当たるのかを常に意識することを、森井先生から強く言われています。

 この7つの狙いを見ると、(1)に「経営機能全般の品質を高める」とあります。つまり、PBM理論では、財務だけ、マーケティングだけ、人事だけ、という支援では企業再生においては不十分だと言っているのです。経営機能全般をカバーする力が無ければ、真の意味でPBM経営理論に基づいたコンサルタントにはなれないということです。ですので、当然自分はこの仕事を続ける限り、ゼネラリストコンサルタントを目指して、勉強を続けなくてはならない宿命にあり、またそれを生き甲斐と思っています。

 7つの狙いをご覧になってお気づきでしょうがPBM理論の中核は「人」づくりにあります。事実、現在支援をさせていただいている経営者は最終的にはこの課題解決を私に求めてきます。経営全般と言いながらも、今年はこの人作りに関する研究が自分には必要だと思っています。労働法規から始まって、給与制度、評価制度、モチベーション理論と施策などに集中して研究します。

 この人作りを学んでいく上で、私は松下グループにいたことが強みになっています。松下幸之助さんは「モノを作る前に人を作る」という理念の基、人のやる気を引き出すこと、人を成長させることに徹底的に拘り、松下グループの中にその基礎を築き上げてきました。
 もちろん、自分は当時はそんなことは意識していませんでしたが、多くの書物に書いてある人作りの施策は、自分自身が10年間松下電工で受けてきたものばかりです。また、組合の執行委員をしていた関係で、人事制度を一般社員よりも理解していることも、強みの一つです。

 むろん、松下電工という大企業の理論を、支援先である中小企業に展開することはできないのですが、それでも本で得ただけの知識+自分が体験してきたこととして、今後も伝えていきたいと思っています。

 今年は既に強みとしている財務に加え、労務管理を強化し最終的にはゼネラリストコンサルタントを目指していきます。

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コメント

是非、今年は、PBM理論の研究会立ち上げましょう。
私、一番で手を挙げます。

本年もブログ楽しみしております。

投稿者 秋山 典克 : 2007年01月07日 12:20

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